2026年9月16日水曜日

就活物語 就活終了|就活サイトを閉じた日


 毎日のように開いていた就活サイト。内定を承諾した健太は、その画面を前にして長かった就活の日々を振り返ります。「終わる」と決めることも、自分で選ぶ一歩でした。

毎日見ていた画面を閉じる

 水曜日の夜。

健太はパソコンを開いた。

いつもの癖で、ブックマークに入っている就活サイトをクリックする。

新着求人。説明会情報。おすすめ企業。

何か月もの間、毎日のように見てきた画面だった。

 春には、ページを開くたびに焦っていた。

「応募しなければ」

「ほかの学生はもっと動いているかもしれない」

そんな気持ちで、興味の薄い会社まで眺めていたこともある。

 でも今夜は違った。

昨日、自分で内定を承諾した。

もう、新しい会社を探さなくてもいい。

そう思うと、少し寂しかった。

 就活はつらいことも多かったのに、終わるとなると不思議な気持ちになる。

健太は応募履歴を眺めた。

不採用の会社もたくさん並んでいる。

以前なら見たくなかった記録だった。

 けれど今は、その一つひとつが自分をここまで運んできたように思えた。

落ちたから考えた。

迷ったから立ち止まった。

立ち止まったから、それまで見えていなかった会社にも出会えた。

 健太は就活サイトからログアウトした。

そしてブラウザを閉じる。

「終わったんだな」

小さくつぶやいてから、少し笑った。

 就活は終わった。

でも、自分のキャリアは、ここから始まっていく。

まとめの一言

就活が終わることは、道の終わりではありません。自分で選んだ道を歩き始める節目です。


#就活
#就活終了
#キャリア 

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