ふと気づく。
来年の春には、もう“学生”ではない。
授業も、長期休みも、当たり前だった時間が終わっていく。
それは、少し不思議な感覚だった。
就活をしていた頃は、「内定」がゴールのように思えていた。
けれど今は、その先の生活を考える時間が増えている。
毎日働くということ。
責任を持つということ。
自分で生活をつくっていくということ。
期待もある。
でも、それ以上に、少し怖い。
机の上に置かれた学生証を見つめる。
このカードを使う日も、あと少ししか残っていない。
“学生の自分”が終わっていく寂しさと、“新しい自分”が始まる不安。
その両方が、静かに胸に残っていた。
窓の外では、夜の街が静かに光っている。
変わっていくことは、怖い。
それでも人は、少しずつ次の場所へ進んでいく。
今日はまだ、その途中にいるだけなのかもしれない。
#社会人になる不安
#学生生活の終わり
#新しいスタート






