面接は回数を重ねれば上達するとは限らない。大切なのは、経験した回数ではなく、その経験をどう活かすかである。
経験は振り返ってこそ力になる
悠人は十社以上の面接を受けていた。しかし、結果はなかなか出なかった。
「こんなに受けているのに、どうしてだろう」。
キャリアセンターで相談すると、職員はこう尋ねた。
「面接が終わったあと、何を振り返っている?」
悠人は答えに困った。面接が終わると、次の企業の準備に追われ、過去の面接を振り返ることはほとんどなかったのである。
実は、面接経験は受けるだけでは財産にならない。どの質問に詰まったのか。なぜうまく答えられなかったのか。面接官はどんな反応をしていたのか。そうした振り返りをして初めて、経験は次の面接に活かされる。
また、うまくいった部分も記録することが大切である。改善点ばかり探していると、自信を失ってしまうからだ。
悠人は面接ごとに簡単なメモを残すようにした。すると、自分が苦手な質問や改善点が見えてきた。
数をこなすことも大切である。しかし、それ以上に重要なのは、一回一回の経験から学ぶ姿勢なのである。
まとめの一言:
経験は、振り返った分だけ力になる。
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