やりたい仕事をするなら有名企業へ行かなければならない。そう思っていた拓也が、名前を知らなかった会社の仕事内容から新しい可能性を見つけます。
会社名ではなく仕事から探してみた
木曜日の夜。
拓也は求人サイトの検索画面を開いていた。
これまでは会社名を見てから、仕事内容を確認していた。
今日は逆にしてみることにした。
「何をしたいか」から会社を探してみる。
拓也が興味を持っていたのは、企業の業務をITで支える仕事だった。
検索すると、知らない会社が次々と表示された。
その中の一社を開いてみる。
顧客企業の課題を聞き、システムを提案し、導入後も支援する。
拓也がやってみたいと思っていた仕事そのものだった。
しかも新人研修の後は、先輩と一緒に顧客を担当するという。
「この仕事、面白そうだな。」
会社名を見ても、やはり知らなかった。
けれど、そんなことはもう気にならなかった。
学生が知っている企業名と、世の中にある仕事の広さは同じではない。
やりたい仕事から探してみると、それまで見えていなかった企業が候補に入ってくることがある。
拓也はノートの一番上に書いた。
「会社を探す前に、仕事を探す。」
有名な会社へ入ることが目的ではない。
自分がやりたい仕事のできる場所を見つけること。
その違いが、ようやく分かり始めていた。
まとめの一言
会社名から仕事を探すのではなく、やりたい仕事から会社を探してみよう。
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