2026年2月28日土曜日

就活物語「まだ、動けない夜」


 机の上にノートを広げたまま、時計だけが進んでいく。

明日、3月1日。求人票が公開される日だ。

 “いよいよ始まる”と分かっているのに、何も進んでいない。

自己分析も途中、志望業界もまだ曖昧。

スマホを開けば、就活サイトの通知が並んでいる。

 「準備は大丈夫?」

友人からのメッセージに、返事が打てない。

 焦りはある。

でも、何から手をつければいいのか分からない。

動かなければと思うほど、体が重くなる。

 窓の外は、静かな夜。

まだ何も始まっていないのに、もう置いていかれた気がする。

 それでも、カレンダーの日付は変わる。

始まることからは、逃げられない。

 布団に入る前、ふと思う。

「明日になったら、何かが変わるのだろうか。」

 答えはまだない。

ただ、胸の奥にある不安だけが、確かに動き出していた。


#就活スタート前夜
#まだ動けない学生
#不安のはじまり 

2026年2月27日金曜日

「経験してきた顔」に、安心した


 帰宅した子どもの顔が、少し変わって見えた。

疲れているはずなのに、どこか誇らしげだ。

 「どうだった?」と聞くと、以前よりも具体的な言葉が返ってくる。

仕事内容、社員の雰囲気、自分の気づき。

その話し方が、落ち着いている。

 結果はまだ出ていない。

でも、経験は確実に積み重なっている。

 私は思った。

焦らなくていい。

この子は、ちゃんと歩いている。


#保護者の視点
#成長の実感
#インターン経験 

学生の一日が、現場の刺激になる


 インターン最終日。

学生は緊張しながらも、自分なりの提案をしてくれた。

 完璧ではない。

だが、まっすぐだった。

 その姿を見て、若手社員が言った。

「自分も最初はああだったな」

現場に新しい風が吹く。

 学生は学びに来ている。

だが同時に、私たちも刺激をもらっている。

 インターンは、一方通行ではない。 

そんなことを、毎年思い出させてくれる。


#現場の刺激
#インターン最終日
#相互成長 

2026年2月26日木曜日

インターン後の連絡が、関係を深める


 インターンが終わった後、学生から一通のメールが届いた。

「お忙しい中、ありがとうございました。特に〇〇の話が印象に残っています。」

 その具体性に、私は驚いた。

形式的な挨拶ではない。

ちゃんと受け止め、考えた証だ。

 インターンはその日で終わらない。

こうしたやり取りが、信頼を育てていく。

 採用の有無に関わらず、企業と学生の関係は続いていく。

だからこそ、私たちも誠実でありたいと思う。


#企業人事
#信頼関係
#インターン後 

「うまくいかなかった」が、宝物になる


 「正直、失敗しました」

学生は少し俯きながらそう言った。

だが、その表情は以前よりも落ち着いている。

 失敗の内容を聞くと、きちんと振り返りができている。

なぜそうなったのか。次はどうするのか。

そこまで考えられているなら、それはもう“経験”だ。

 インターンは成功談を作る場ではない。

自分の課題に気づく場だ。

 私は学生に言う。

「それは、大きな収穫だよ」

学生は少し笑う。

その笑顔を見るたび、この仕事の意味を感じる。 


#キャリア支援
#失敗から学ぶ
#成長支援 

2026年2月25日水曜日

インターンで知った「働く厳しさ」


 思っていたより、甘くはなかった。

朝は早く、会議は緊張し、質問の一つ一つにも覚悟がいる。

「学生だから」と優しくしてくれる場面もあったが、それでも現場は本気だった。

 正直に言えば、少し怖かった。

だが同時に、心のどこかで安心もしていた。

ここには“仕事”がある。責任がある。

 その空気を体験できたことは、教室では得られない学びだった。

働くことは楽しいだけではない。

 でも、だからこそ意味がある。

そう感じられた自分に、少しだけ誇らしさがあった。


#インターン体験
#働くリアル
#成長の実感 

インターン後「未来が少し具体的になった」


 インターン前は、働く自分を想像すると、ぼんやりとした不安しかなかった。

 だが今は違う。朝のオフィスの光、会議の空気、昼休みに笑う社員の姿。

 具体的な情景が浮かぶ。

 すべてが理想的だったわけではない。それでも、自分がその中でどう動きたいかを考えられるようになった。

 未来はまだ決まっていない。

 けれど、霧が少し晴れたような感覚がある。

 それだけで、就活は少し前向きになれる。


#就活リアル
#インターン後
#自己理解 

就活物語「まだ、動けない夜」

 机の上にノートを広げたまま、時計だけが進んでいく。 明日、3月1日。求人票が公開される日だ。  “いよいよ始まる”と分かっているのに、何も進んでいない。 自己分析も途中、志望業界もまだ曖昧。 スマホを開けば、就活サイトの通知が並んでいる。  「準備は大丈夫?」 友人からのメッセ...