三度目の面接。
席に座ったとき、ふと気づく。
前ほど肩に力が入っていない。
質問に答えながら、相手の表情を見る余裕も少しだけ出てきた。
「なるほど」とうなずく面接官。
その反応が、はじめて見えた気がした。
これまでは、自分のことで精一杯だった。
けれど今回は、“伝わっているかどうか”を感じながら話していた。
自分の言葉が、相手に届いている。
そんな感覚が、ほんの一瞬あった。
面接が終わったあと、自然と息を吐いていた。
「ちゃんと話せたかもしれない」
結果はまだ分からない。
それでも、これまでとは違う。
不安の中に、少しだけ“確信”が混ざっていた。
最初は怖かった面接も、今は少しだけ向き合えるものになっていた。
一歩ずつでいい。
そう思えたとき、就職活動はただの試練ではなく、自分を知る時間に変わり始めていた。
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