面接では「自分らしく」と言われることがある。しかし、自分らしさとは何かを説明できる学生は意外と少ない。
自分らしさは「経験の中」にある
美咲は面接のたびに悩んでいた。
「自分らしさを教えてください」
そう聞かれると、何を答えればよいのか分からなくなってしまうのである。
キャリアセンターで相談すると、職員はこう話した。
「自分らしさは、特別な個性じゃなくていいんだよ」。
美咲は少し安心した。
実は、自分らしさとは、これまでどんな経験をし、どんな考え方をしてきたかの積み重ねである。
例えば、アルバイトで工夫したこと。サークル活動で大切にしていたこと。友人との関わり方。そこには、その人らしい価値観や行動パターンが表れている。
面接官が知りたいのも、「すごい人かどうか」ではない。その人がどんな人なのかである。
そのため、自分らしさを伝えるには、経験と考え方をセットで話すことが大切になる。
美咲は、自分の学生生活を振り返り、「人を支えることが好き」という共通点に気づいた。
その視点で自己PRや志望動機を整理すると、不思議と話に一貫性が生まれた。
自分らしさは、新しく作るものではない。
これまで歩いてきた道の中に、すでに存在しているのである。
まとめの一言:
自分らしさは、過去の経験が教えてくれる。
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