何度も失敗を重ねるうちに、笑顔さえ忘れてしまうことがあります。それでも、自分らしく話せた瞬間、自然な笑顔が戻ってくることがあります。
「その話、楽しそうですね」
七月のある午後。
優斗は面接会場へ向かっていた。
これまで何社も受けてきた。
結果は思うように出ていない。
だから今日も期待しすぎないようにしていた。
面接が始まり、自己紹介や志望動機を話す。
緊張はしていたが、何とか答えられた。
そして最後に面接官が尋ねた。
「休日は何をしていますか。」
優斗は趣味の写真撮影について話し始めた。
朝早く起きて、公園で季節の風景を撮ること。
祖父と一緒に写真を撮り始めたこと。
話しているうちに、自分でも気づかないうちに笑顔になっていた。
面接官も穏やかに笑いながら言った。
「その話、とても楽しそうですね。」
面接が終わった帰り道。
優斗は少しだけ空を見上げた。
結果は分からない。
それでも今日は、自分らしく話せた。
そんな手応えが残っていた。
解説
面接では完璧な答えよりも、自分らしく話せることが大切です。本当に好きなことや大切にしていることを話すとき、人の表情は自然と柔らかくなります。
まとめの一言
自分らしく話せた笑顔は、何より相手の心に伝わる。
#面接
#就活
#就活物語






