2026年3月14日土曜日

就活物語|就活 親 反対|進路に迷ったとき

就活物語「親の一言で、揺れた夜」


 夕食のあと、何気ない会話だった。

「どんな会社を受けるの?」

親の質問に、少し言葉が詰まる。

まだ、はっきりとは決めていない。

「この業界も考えてるけど…」

そう言いかけると、父が言った。

 「安定している会社の方がいいんじゃないか。」

悪気はない。

むしろ、心配してくれている。

それは分かっている。

でも、その一言で、心の中が揺れた。

 自分が考えていた方向は、本当に正しいのか。

やりたいことより、安心を選ぶべきなのか。

 部屋に戻り、ノートを開く。

書いていた志望業界の文字が、急に小さく見える。

就職活動は、自分の人生を選ぶ時間。

でも、その選択は、自分だけのものではない気もしてくる。

 ノートの上に、ペンを置く。

静かな夜の中で、もう一度、自分に問いかける。

「自分は、どこへ行きたいのだろう。」


#親の言葉
#就活の迷い
#進路の揺れ 

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