10月に入っても就職先が決まらない翔太は、求人サイトを開くたびに不安を感じていました。春にはたくさんあった募集が少なくなり、応募できる会社はもうないのではないかと思い始めます。しかし、求人の探し方を変えることで、まだ知らない可能性があることに気づいていきます。
秋の就活では求人の探し方を変えてみる
木曜日の夜。
翔太は自宅の机で、求人サイトを開いていた。
春から何度も見てきた画面だ。
希望する業界と勤務地を入力し、検索ボタンを押す。
表示された求人を、一つずつ確認していく。
「やっぱり、少ないな……」
春には、たくさんの企業が募集していた。
でも、10月になると、募集を終了した企業が目立つ。
気になる会社を見つけても、応募受付は終わっている。
翔太はため息をついた。
「もう、応募できる会社はないのかな」
そう思いながら、検索条件を見直した。
勤務地、業界、会社の規模。
これまで、自分は同じ条件でばかり探していたことに気づく。
大学で学んだことを生かしたい。
できれば知っている会社で働きたい。
そんな思いが、いつの間にか選択肢を狭めていたのかもしれない。
翔太は、業界の指定を少し広げてみた。
すると、今まで見ていなかった企業が表示された。
名前を知らない会社も多い。
仕事内容を読んでも、すぐには判断できなかった。
ただ、気になる仕事が一つ見つかった。
「こんな会社もあるんだ」
もちろん、条件を広げればよいというわけではない。
自分が大切にしたい働き方まで、諦める必要はない。
でも、知らないという理由だけで候補から外すのは、もったいない。
翔太は、その会社の名前をノートに書いた。
まだ、探し方はあるのかもしれない。
まとめの一言
求人が少なく感じたときこそ、探し方を見直してみよう。知らなかった企業との出会いが、新しい可能性につながることがあります。
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