2026年9月21日月曜日

就活物語 就活振り返り|不採用だった会社を思い出した


 就活を終えた健太は、ふと春に不採用になった会社のことを思い出します。あの時は悔しくて仕方なかった結果も、今振り返ると、違った意味を持って見えてきました。

あの不採用があったから出会えた会社

 月曜日。

駅前を歩いていた健太は、見覚えのある会社名を目にして足を止めた。

春に応募した会社だった。

説明会に参加し、エントリーシートを何度も書き直した。面接にも進んだ。

そして届いたのは、不採用のメールだった。

あの日はかなり落ち込んだ。

「自分の何がいけなかったんだろう」

何度も考えた。

 けれど今、会社の看板を眺めても、あの頃のような悔しさはなかった。

もし、あの会社から内定をもらっていたら。

そこで就活を終えていたかもしれない。

そうしたら、今の内定先を知ることもなかっただろう。

 もちろん、不採用になってよかったと単純に言えるわけではない。

悔しかった気持ちも、落ち込んだ時間も本物だった。

 ただ、あの結果があったから、自分は会社選びについて考え直した。

名前や規模だけで会社を見るのをやめた。

働く人を見て、仕事内容を調べ、自分が何を大切にしたいのかを考えるようになった。

就活中には「失敗」にしか見えなかった出来事が、時間が経つと違って見えることがある。

 健太はもう一度、会社の看板を見た。

そして、小さく頭を下げるようにして歩き出した。

あの日の不採用も、自分がここまで来るために歩いた道の一部だった。

まとめの一言

 その時は失敗に見えた出来事も、未来から振り返ると、次の道へ進む分岐点だったと気づくことがあります。


#就活
#不採用
#就活振り返り 

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