久しぶりに会った友人も、すでに就活を終えていました。内定先も就活の進み方も違う二人。それでも話してみると、それぞれに迷いや不安があったことが分かります。
違う道を選んでも同じように迷っていた
火曜日の午後。
健太は大学近くのカフェで、久しぶりに友人と会った。
友人も就活を終え、春から志望していた会社への入社を決めていた。
「お互い、やっと終わったな」
笑いながら話していると、自然と就活の話になった。
健太は少し意外だった。
順調に見えていた友人も、何度も落ちていた。
第一志望だと思っていた会社の面接で、自分には合わないと感じたこともあったという。
「ずっと順調なのかと思ってた」
健太が言うと、友人は笑った。
「俺も健太はちゃんと考えて進んでいるように見えてたよ」
お互い、相手の見えている部分だけを見ていた。
就活中は、友人の内定報告やSNSの情報から、自分だけが遅れているように感じることがある。
けれど、その人がどれだけ迷い、失敗し、悩んだのかまでは見えない。
二人の内定先は違う。
仕事も、会社の規模も違う。
これから歩いていく道も違うだろう。
それでも、どちらが上でも下でもない。
それぞれが考え、それぞれが選んだ道だった。
店を出る時、健太は春とは違う気持ちで友人の背中を見ていた。
競争していたわけではなかった。
最初から、それぞれの道を歩いていたのだ。
まとめの一言
就活は誰かとの競争ではありません。それぞれが、自分の道を見つけていく時間です。
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#就活終了
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