2026年7月31日金曜日

就活物語 夏休み就活|まだ道は続いている


 夏休みを迎えても、就職活動が終わったわけではありません。不安を抱えながらも、これまでの成長を胸に、もう一度未来へ歩き出す学生の姿を描いた、第3章の締めくくりとなる物語です。

終わっていないからこそ歩いていける

 7月最後の平日。

拓也は朝の光が差し込む部屋で、就活ノートを開いていた。

予定表には、八月の会社説明会と面接の日程が書き込まれている。

春には、夏までに就活を終えていると思っていた。

けれど、現実はそうならなかった。

内定はまだない。

 結果を待っている会社もあれば、これから応募する会社もある。

一瞬、「また同じことを繰り返すのか」と不安になった。

その時、ノートの最初のページが目に入った。

そこには、合同説明会で質問できなかった自分、面接で言葉に詰まった自分が残っている。

 今の拓也は、企業の特徴を調べ、自分の経験と結びつけて志望動機を話せるようになった。

緊張しても、相手の目を見て答えられる。

結果はまだ出ていなくても、自分は確かに変わっていた。

 就活は、内定が出るまでの苦しい時間ではない。

働くことや自分の将来を考え、何度でも選び直していく時間でもある。

思うように進まない時期にも、得られるものはある。

悩んだ経験は、自分を知るきっかけになる。

立ち止まった時間は、次の一歩を考える時間になる。

 拓也は新しいページに、今日やることを三つだけ書いた。

企業研究を一社進める。

面接の振り返りをする。

午後は少し休む。

無理に急がなくてもいい。

道はまだ続いている。

 そして、その先には、今は見えない新しい景色が待っている。

拓也は窓を開け、夏の風を部屋に迎え入れた。

まとめの一言

まだ終わっていないということは、これから変えられる未来が残っているということです。


#就活
#夏休み就活
#未来への一歩 

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