2026年9月7日月曜日

就活物語 内定後|内定したのに、実感がなかった


初めての内定をもらった健太。あれほど待ち望んでいたはずなのに、週末が明けても大きな喜びは湧いてきません。内定後に訪れたのは、意外にも静かな時間でした。

内定をもらっても急に何かが変わるわけではない

 月曜日の朝。

健太はいつものように目を覚まし、大学へ向かう準備をしていた。

金曜日に届いた内定通知は、何度も読み返した。

あれほど欲しかった「内定」だった。

もっと飛び上がるほど喜ぶと思っていた。

 ところが週末を過ごしても、不思議なくらい日常は変わらなかった。

電車も同じ。大学の風景も同じ。

自分自身も、昨日までと何も変わっていないように感じる。

「本当に就活、終わったのかな」

昼休み、健太はスマートフォンを眺めながら考えた。

 春からずっと、次の説明会、次の応募、次の面接と追いかけ続けてきた。

予定がなくなったことで、むしろ心にぽっかり空白ができたようだった。

内定をもらえば、その瞬間から自信に満ちた自分になれるわけではない。

長い間、一つの目標に向かって走ってきたからこそ、立ち止まった時に戸惑うこともある。

 健太はスマートフォンをしまい、キャンパスを歩いた。

焦って次の答えを出す必要はない。

「ここまで来たんだな」

ようやく、そんな言葉が浮かんだ。

大きな喜びではなかった。

けれどそれは、自分が歩いてきた時間を静かに受け止め始めた瞬間だった。

まとめの一言

内定後に実感が湧かなくても大丈夫。心が追いつくまでには、少し時間が必要なこともあります。


#就活
#内定後
#就活終了 

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