何度も不採用を経験すると、「自分だけ遠回りしている」と感じることがあります。しかし、その時間があったからこそ見えた景色もありました。就活を通して成長に気づく学生の物語です。
遠回りが教えてくれたこと
七月最後のキャリアセンター。
悠真は、これまで応募してきた企業一覧を静かに眺めていた。
三月から始まった就職活動。
説明会、エントリーシート、面接、不採用。
何度も落ち込み、「もっと早く内定が出る人がうらやましい」と思ったこともある。
そんな時、担当職員が笑顔で言った。
「春の悠真さんと、今の悠真さん。同じ質問をされたら、きっと全然違う答えになりますよ。」
その言葉に、少し驚いた。
初めての面接では緊張して言葉が出なかった。
企業研究の方法も分からなかった。
今では、自分の考えを落ち着いて伝えられる。
企業にも質問できる。
不採用になっても、次へ進める。
遠回りだと思っていた道には、確かな成長が積み重なっていた。
もし最初に内定をもらっていたら、この景色は見えなかったかもしれない。
就活には、早く終わる人もいる。
時間がかかる人もいる。
けれど、歩いた距離は決して無駄にはならない。
悠真は帰り道、小さく笑った。
「この遠回りも、悪くなかった。」
そう思えた時、夏の空が少しだけ明るく見えた。
まとめの一言(締め)
遠回りに見える道ほど、自分だけの力が育っていることがあります。
#就活
#自己成長
#キャリア

0 件のコメント:
コメントを投稿