3月に入り、周囲の動きは加速していた。
エントリー数の話題、説明会の予定、選考通過の報告。
だが、彼は焦らなかった。
ノートには、企業ごとの特徴が丁寧に書き込まれている。
強み、事業内容、将来の展望。
ただ数を出すのではなく、「自分が働く姿」を想像している。
「まだそんなに出してないの?」
友人に言われても、笑って答える。
「うん。ちゃんと決めたいから。」
派手さはない。
タイムラインにも投稿はない。
だが、内側では確実に積み上げている。
エントリーは三社だけ。
けれど、どれも本気だ。
焦らないことは、遅れていることではない。
静かに準備する時間は、見えないところで自信を育てる。
周囲のスピードに流されず、自分の歩幅で進む。
その姿は、誰よりも強かった。
#静かな就活
#自分のペース
#準備の力

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