自分で選び、納得して受けた会社。それなのに内定が現実になると、奈緒の心には「本当にここでよかったのかな」という迷いが生まれます。決めた後にも不安は訪れます。
決めたからこそ不安になることもある
水曜日の夜。
奈緒はベッドの上で、内定先の採用ページを眺めていた。
説明会で会った社員の雰囲気が好きだった。
仕事にも興味を持った。
最終面接では、自分から「ここで働きたい」と言えた。
それなのに、内定をもらった途端、不安になった。
「本当にこの会社でよかったのかな」
他にも自分に合う会社があったのではないか。
もっと就活を続けた方がよかったのではないか。
一度考え始めると、答えのない疑問が次々に浮かんでくる。
奈緒は就活ノートを開いた。
そこには会社説明会の日に書いた言葉があった。
「困っている人がいたら、自然に声をかける会社。」
その一文を見て、あの日感じた安心感を思い出した。
会社選びに、未来を完全に保証してくれる正解はない。
どれほど企業研究をしても、実際に働かなければ分からないことは残る。
だからこそ大切なのは、「絶対に間違いのない会社」を探すことではなく、その時の自分が何を考え、何を大切にして選んだのかを忘れないことだ。
奈緒はスマートフォンを伏せた。
不安が消えたわけではない。
それでも、「私はちゃんと考えて選んだ」と思うことはできた。
まとめの一言
迷いが生まれるのは、選択を間違えた証拠ではありません。真剣に未来を選んだからこそ迷うこともあります。
#就活
#内定ブルー
#内定後

0 件のコメント:
コメントを投稿