2026年9月4日金曜日

就活物語 初めての内定|「内定」の二文字を見つめていた


 春から何度も不採用を経験し、立ち止まったこともありました。それでも歩き続けた先に届いた初めての内定。そこにたどり着くまでの時間を振り返ります。

内定よりうれしかったこと

金曜日の朝。

健太はパソコンの画面を見つめていた。

メールには、確かに書かれていた。

「内定」

何度読んでも、その二文字は消えない。

 春から何社に応募しただろう。

書類で落ちた会社。

面接でうまく話せなかった会社。

友人の内定報告を聞いて焦った日。

朝、起きることさえつらくなり、就活から離れた日もあった。

あの頃は、夏になっても就活を続けている自分を想像できなかった。

 けれど、休んだから気づいたことがある。

誰かと同じ速さで進まなくてもいい。

名前を知らない会社にも目を向けた。

働く人を見た。

仕事内容を調べた。

 そして、「受かりそうな会社」ではなく、「ここで働きたい」と思える会社を選んだ。

だから健太がうれしかったのは、内定をもらったことだけではなかった。

自分で会社を探し、自分で選び、自分の言葉で思いを伝え、その結果として届いた内定だったことがうれしかった。

 健太は静かに画面を閉じた。

就活を始めた春より、少しだけ自分を信じられるようになっていた。

遠回りした日も、立ち止まった日もあった。

でも、その全部が今日につながっている。

 まだ人生の道は続いていく。

これはゴールではない。

自分で選んだ道を歩き始める、新しいスタートだった。

まとめの一言

内定はゴールではありません。自分で選んだ未来へ踏み出す、新しい一歩です。


#就活
#内定
#自己成長 

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