2026年6月23日火曜日

就活物語 不採用通知|また不合格だった朝


 朝一番に届いた不採用通知。何度も経験しているはずなのに、慣れることはありません。そんな朝を迎えた学生の物語です。

メールを開くのが怖かった

 朝、目を覚ました美咲はスマートフォンを手に取った。

企業からメールが届いていた。

少しだけ期待しながら開く。

しかし、そこに書かれていたのは見慣れた文章だった。

「慎重に選考を進めた結果――」

 その先を読む前に結果は分かった。

不採用だった。

スマートフォンを置き、天井を見上げる。

何社目だろう。

数えることもやめてしまった。

「もう向いていないのかもしれない」

そんな言葉が頭に浮かぶ。

 大学へ向かう電車の中でも気持ちは晴れなかった。

すると隣に座っていた同級生が声をかけた。

「昨日、また落ちたよ」

思わず顔を見た。

その友人も笑いながら話していたが、決して余裕があるわけではなかった。

みんな同じように悩みながら進んでいる。

そう気づいた瞬間、美咲は少しだけ救われた。

 不採用は否定ではない。

その企業との縁がなかっただけかもしれない。

そう思えるようになるまで時間はかかる。

それでも今日一日を過ごせば、また次のチャンスがやってくる。

 美咲は深呼吸をして大学へ向かった。

解説

 不採用通知は誰でも落ち込みます。しかし、不採用は人格の否定ではありません。結果と自分自身を切り離して考えることも大切です。

まとめの一言

 不採用は終わりではない。次の扉を探す合図かもしれない。


#不採用通知
#就活不安
#就活物語 

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