2026年6月22日月曜日

就活物語 不合格 内定なし|友達の内定報告がつらかった日


 六月も終わりに近づく頃、周囲から聞こえてくる内定報告。喜ばしいはずなのに、なぜか素直に喜べない。そんな気持ちを抱えた学生は少なくありません。

友達の「おめでとう」が苦しかった

 昼休みの学生ラウンジはいつもより賑やかだった。

「内定もらったよ!」

そんな声が聞こえた瞬間、健太は思わず顔を上げた。

同じゼミの友人だった。

周囲からは「おめでとう!」という声が上がる。健太も笑顔を作り、「おめでとう」と声をかけた。

 しかし、その帰り道だった。

胸の奥が重かった。

友人が悪いわけではない。むしろ努力していたことも知っている。それでも、自分だけが取り残されたような気持ちになった。

六月になっても内定はない。

面接も思うように進まない。

「自分だけ何かが足りないのだろうか」

そんな考えが頭をよぎる。

 その夜、健太は就活ノートを開いた。

すると、四月に書いた言葉が目に入った。

「自分に合う会社を見つける」

そこには、誰かと競争するためではなく、自分の未来を探すために就活を始めた自分がいた。

 就活は順位を競うものではない。

早く決まる人もいれば、時間をかけて納得できる会社と出会う人もいる。

友人の内定と、自分の価値は関係ない。

そう思えたとき、少しだけ肩の力が抜けた。

 焦る気持ちは消えない。

それでも健太は、もう一度求人票を開いてみようと思った。

解説

 就活中は友人の内定報告に焦りを感じることがあります。しかし、就活は競争ではなく、自分に合う進路を見つける活動です。他人と比較するより、自分のペースを大切にしましょう。

まとめの一言

 友達の内定はゴールではない。あなたの道は、まだ続いている。


#就活不安
#内定なし
#就活物語 

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