しっかり準備している学生ほど、不自然な受け答えになることがある。面接で大切なのは、“完璧な暗記”ではない。
暗記しすぎると「会話」が消えてしまう
美咲は、面接の準備を誰よりも頑張っていた。想定質問をノートにまとめ、回答もほとんど暗記していたのである。
しかし、模擬面接では職員からこう言われた。
「内容は良い。でも、“読んでいる感じ”が強いね」。
惜しい学生の特徴として多いのが、“準備しすぎて会話がなくなる”ことである。暗記した文章をそのまま話そうとすると、質問が少し変わっただけで焦ってしまう。また、表情や話し方も硬くなりやすい。
面接官が見たいのは、“完璧な文章”ではない。その人がどう考えているのか、自分の言葉で話しているかである。
もちろん準備は大切だ。しかし、「文章を覚える」のではなく、「伝えたいポイントを整理する」ことの方が重要なのである。
美咲はその後、ノートを丸暗記するのをやめた。代わりに、「なぜそう思ったのか」を整理するようにした。
すると、少し言葉が変わっても、自然に話せるようになったのである。
まとめの一言:
面接は、“暗記発表”ではない。
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