インターン最終日、学生たちは成果発表を行った。
資料の完成度も、話し方も、それぞれ違う。
だが人事が見ているのは、そこだけではない。
初日の戸惑い、途中で変わった態度、質問の仕方。
短い期間の中にも、小さな変化は確かにある。
ある学生は、最初ほとんど話さなかった。
けれど最終日、発表後にぽつりとこう言った。
「まだ自信はないですが、考え続けたいです」
その一言が、妙に心に残った。
完成された答えより、続いていく姿勢の方が、ずっと大事だと感じた。
インターンで“完成”する学生はいない。
だからこそ、人事は“今”だけを切り取らない。
この時間が、学生にとっても会社にとっても、未来につながる種であってほしい。
そう願いながら、静かに会場を後にした。
#企業人事
#インターン評価
#成長の視点

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