2025年8月30日土曜日

『バリー・シュワルツ:我々の仕事の考え方は間違っている』by TED

 バリー・シュワルツ氏は「なぜ働くのか?」という問いから始め、単なる生計のためではなく、仕事には挑戦・熱中・意義・重要性といった側面があると指摘します。しかし現実には多くの人が無意味で単調な仕事をしており、それは歴史的に「人間は怠惰で、報酬を与えなければ働かない」という誤った考え(アダム・スミスらによる)に基づいた生産システムが作られた結果だと説明します。

 このような「アイデア・テクノロジー(IT)」――つまり人間観や社会科学の理論――は、人々の生活や組織の仕組みを形作り、やがて人間そのものの性質さえも作り出してしまうと語ります。たとえば、劣悪な職場環境は人を愚かにし、働く喜びを奪ってしまうのです。

 結論として、私たちは「人間とはどういう存在か」という理解をもとに組織をデザインしており、それが人間の性質を形作っている。だからこそ組織を運営する立場にある人は「どのような人間の性質を生み出す組織にしたいのか?」を自らに問いかける必要がある――と呼びかけています。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿

就活物語|社会人 自己肯定感|半年前より少し、自分を好きになれた日

 日曜日の朝。 窓から入る風が、少しだけ秋らしくなっていた。 コーヒーを飲みながら、私はこの半年をぼんやり振り返っていた。  就活中は、いつも誰かと自分を比べていた。 選考に通れば安心して、落ちれば自分を否定されたような気持ちになった。  内定をもらってからも、 「本当に私でいい...