就活物語
「研究発表で示した探究心と粘り強さ」
理工学部のリナさんは、面談のときに研究テーマについて熱く語ってくれた。
「私は環境材料の研究をしています。失敗ばかりでしたが、実験条件を100回以上変えて、ようやく成果が出ました」
その言葉には誇張がなく、実直な努力がにじんでいた。
「データが思うように出なくても、仲間と議論して工夫を重ねてきました。失敗があるからこそ次に進めるんです」
彼女の話を聞くうちに、“結果”以上に“過程”の価値が伝わってきた。粘り強さ、探究心、仲間との協働。研究室での日々は、企業が求める力そのものだった。
企業担当者も「この学生さんは課題解決型の仕事に強い」と興味を示した。
私は思った。派手な実績がなくても、地道な努力を続ける姿は、社会で必ず評価される。リナさんのような学生は、どこに行っても信頼を得るだろう。
#研究活動
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