【第10話】面接の逆質問対策|最後の質問で差がつく理由
「最後に何か質問はありますか?」
その一言に、陽菜(ひな)は毎回戸惑っていた。事前に逆質問を用意していても、面接の雰囲気や流れの中で聞く勇気が出なかったのだ。
ある日、キャリアセンターの担当者に相談したところ、こう言われた。
「逆質問は、あなたがその会社を本気で見ているかどうかが伝わるチャンスだよ」
次の面接、陽菜はこう尋ねた。
「御社で活躍されている若手社員の共通点を教えていただけますか?」
面接官の表情がぱっと明るくなった。「いい質問ですね」と前置きしながら、自社の特徴やカルチャーを語ってくれた。面接の空気が柔らかくなり、対話が生まれた瞬間だった。
結果は、内定。
陽菜は実感した。
「逆質問は、最後の質問じゃなくて、最後のアピールなんだ」と。
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