2026年7月24日金曜日

就活物語 就活ノート|就活ノートを閉じる前に


 失敗や反省ばかりを書いてきた就活ノート。しかし、ページを最初から読み返すと、そこには自分が歩いてきた時間と成長が残っていました。

ノートに残っていたのは失敗だけではなかった

 夏休みを目前にした夜。

拓也は、机の端に置かれた就活ノートを手に取った。

 最初のページには、三月に参加した合同説明会の感想が書かれている。

「何を質問したらよいか分からなかった」

次のページには、初めての面接を終えた日の記録。

「緊張して自己紹介さえうまく言えなかった」

 読み進めると、不採用になった会社や答えに詰まった質問、落ち込んだ日の言葉が続いていた。

「失敗ばかりだな」

そう思いながら、さらにページをめくる。

 すると、少しずつ記録の内容が変わっていることに気づいた。

「今日は面接官の目を見て話せた」

「志望動機を自分の言葉で伝えられた」

「質問に詰まったけれど、考えてから答えられた」

内定はまだない。

 けれど、何もできなかった自分のままではなかった。

一冊のノートには、失敗だけでなく、立ち止まりながらも進んできた自分の姿が残っていた。

 拓也は最後のページに書いた。

「夏休みに入っても、もう少し続けてみる」

そしてノートを閉じた。

それは就活を終えるためではない。

明日から、また新しいページを書くためだった。

解説

 振り返りは、反省点を探すためだけのものではありません。できるようになったことを確認すると、自分の成長を実感できます。結果が出る前にも、積み重ねてきた経験には価値があります。

まとめの一言

 これまで書いてきた一ページ一ページが、次の一歩を支えてくれる。


#就活ノート
#就活振り返り
#就活物語 

0 件のコメント:

コメントを投稿

就活物語 就活ノート|就活ノートを閉じる前に

 失敗や反省ばかりを書いてきた就活ノート。しかし、ページを最初から読み返すと、そこには自分が歩いてきた時間と成長が残っていました。 ノートに残っていたのは失敗だけではなかった  夏休みを目前にした夜。 拓也は、机の端に置かれた就活ノートを手に取った。  最初のページには、三月に参...