七月の終わり。周囲は少しずつ次の季節へ進んでいく。それでも、自分の春はまだ終わっていない。そんな学生に届けたい物語です。
自分の季節は、自分で決めていい
大学のキャンパスには、夏休み前の空気が流れていた。
友人たちは旅行の話をしている。
内定者向けのイベントに参加する人もいる。
一方で、陽菜の就活はまだ続いていた。
最初は焦った。
六月には決まると思っていた。
七月になれば終わると思っていた。
でも、気づけば夏が近づいている。
「自分だけ遅れている。」
そんな気持ちになる日もあった。
帰り道、夕暮れの空を見上げる。
空は少しずつ夏の色に変わっていた。
その時、陽菜はふと思った。
春が終わる時期は、人によって違うのかもしれない。
誰かの春は四月に終わる。
誰かの春は六月に終わる。
そして、自分の春は、まだ終わっていない。
それなら、それでいい。
自分の歩幅で歩いていけばいい。
そう思えた時、胸の奥にあった焦りが少しだけ小さくなった。
夏はもうすぐやってくる。
でも、その前に、自分だけの春を最後まで歩いてみよう。
陽菜はそう思いながら、もう一度前を向いた。
解説
就活の進み方に正解はありません。早く決まる人もいれば、時間をかけて納得できる進路と出会う人もいます。大切なのは、自分のペースを見失わないことです。
まとめの一言
あなたの春が終わる時期は、誰かと同じでなくていい。
#まだ終わっていない春
#就活継続
#就活物語

0 件のコメント:
コメントを投稿