2026年7月16日木曜日

就活物語 面接成長|小さな手応え


 内定という結果はまだ出ていない。それでも、「今日は少し話せた」「落ち着いて答えられた」。そんな小さな成長が、次の一歩につながることがあります。

「今日は少し違った」

 七月の午後。

遥斗は面接会場を出て、駅までの道をゆっくり歩いていた。

 結果がどうなるかは分からない。

それでも、今日は少し違っていた。

自己紹介で言葉に詰まらなかった。

志望動機も、自分の言葉で話せた。

面接官の質問にも、落ち着いて答えられた。

 もちろん完璧ではない。

もっと良い答え方があったかもしれない。

それでも、面接室を出た時に思った。

「今日は少し話せた。」

その感覚は、これまでになかったものだった。

 駅のホームで電車を待ちながら、遥斗はふと笑った。

就活を始めた頃の自分は、面接室に入るだけで精一杯だった。

質問が終わるたびに頭が真っ白になっていた。

それが今では、相手の話を聞き、自分の考えを伝えられるようになっている。

 結果だけを見れば、まだ何も変わっていないのかもしれない。

でも、自分自身は確かに変わっていた。

その小さな手応えが、次の面接へ向かう勇気になった。

解説

 就活では、結果ばかりに目が向きがちです。しかし、面接で落ち着いて話せたことや、自分の言葉で伝えられたことも大切な成長です。小さな成功体験を見つけることが、自信につながります。

まとめの一言

 大きな結果の前には、必ず小さな手応えがある。


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