五月の終わり。
気づけば、学生として過ごせる時間も少なくなっていた。
いつもの教室。
いつもの友人。
いつもの帰り道。
ずっと続くと思っていた景色が、少しずつ終わりに近づいている。
就活を始めた頃は、未来のことばかり考えていた。
内定が欲しかった。
早く安心したかった。
でも今は、今までの日々が少しだけ愛おしく感じる。
何気ない会話。
授業終わりの寄り道。
試験前の慌ただしさ。
どれも当たり前ではなかった。
窓の外を見る。
初夏の風が静かに吹いていた。
終わるものがあるから、始まるものがある。
学生の自分と、これからの自分。
その間に立っている今だからこそ、見える景色があるのかもしれない。
少し寂しい。
でも、それでいい。
今日という日は、新しい季節へ向かうための一日なのだから。
#学生生活の終わり
#社会人への一歩
#新しい季節

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