就活物語「はじめて届いた、不合格」
通知の音は、いつもと同じだった。
だが、その内容は違った。
「誠に残念ながら――」
一瞬、意味が分からなかった。
何度も読み返す。
頭では理解している。
でも、どこか現実感がない。
あのときの説明会。
エントリーシート。
時間をかけて書いた文章。
すべてが、一行で終わった。
「やっぱり、自分はダメなのかもしれない」
そんな言葉が、ふと浮かぶ。
スマホを閉じる。
机の上には、次の企業の資料。
まだ、何も終わっていない。
そう分かっているのに、気持ちがすぐには前を向かない。
それでも、少し時間が経って、ゆっくりとノートを開く。
この経験も、きっと無駄ではない。
そう思えるまでに、ほんの少しだけ、強くなっていた。
#就活不合格
#気持ちの揺れ
#成長の途中

0 件のコメント:
コメントを投稿