2026年3月22日日曜日

就活物語「はじめて届いた、不合格」

就活物語「はじめて届いた、不合格」


 通知の音は、いつもと同じだった。

だが、その内容は違った。

「誠に残念ながら――」

一瞬、意味が分からなかった。

何度も読み返す。

 頭では理解している。

でも、どこか現実感がない。

 あのときの説明会。

エントリーシート。

時間をかけて書いた文章。

すべてが、一行で終わった。

「やっぱり、自分はダメなのかもしれない」

そんな言葉が、ふと浮かぶ。

 スマホを閉じる。

机の上には、次の企業の資料。

まだ、何も終わっていない。

そう分かっているのに、気持ちがすぐには前を向かない。

 それでも、少し時間が経って、ゆっくりとノートを開く。

この経験も、きっと無駄ではない。

そう思えるまでに、ほんの少しだけ、強くなっていた。


#就活不合格
#気持ちの揺れ
#成長の途中 

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