2025年12月4日木曜日

現場担当の実感「学生の“素朴な質問”が、仕事の核心をつく」


 現場でインターンを案内していると、学生の素朴な質問にドキッとさせられることがある。

 「どうしてこの工程は省略しないんですか?」

「この作業って、毎日同じなんですか?」

 当たり前に感じていた業務に対して、学生は純粋に疑問を向ける。

それに答えるために言葉を探していると、自分自身が“仕事の意味”を再確認していることに気づく。

 学生に説明することは、実は自分の仕事を鏡に映すような行為だ。

インターンは学生のためのものだと思っていたけれど、

――実は現場にとっても学びの機会なんだと痛感した。


#企業現場の声
#素朴な質問
#仕事の意味 

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