【第7話】面接逆質問のコツ「ありません」はNGだった
「何か質問はありますか?」という面接官の問いに、僕は反射的に「特にありません」と答えてしまった。面接終了後、隣の席だった佐藤さんが「福利厚生について質問したら、逆に企業理念まで話してくれて盛り上がったよ」と笑っていたのを見て、胸がズキリと痛んだ。
帰りの電車の中で検索した。“逆質問は、志望度を伝えるチャンス”という言葉が目に刺さる。なぜ準備しておかなかったのか。自分がその企業で働くことを、どこか他人事のように捉えていたのかもしれない。
翌週の面接では、「新人研修ではどのようなサポート体制がありますか?」と聞いてみた。面接官の表情がやわらぎ、会社の教育方針を熱心に語ってくれた。逆質問一つで、対話が生まれる。それは、評価されるためだけじゃなく、「ここで働く自分」を想像する時間なのだと気づいた。
#逆質問の重要性
#面接準備
#志望度の伝え方
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