就活物語
「プレゼン経験が自信に変わった学生」
三年次に参加した学外のプレゼン大会。その話をしてくれたのは、リツコさんという女子学生だった。
最初は「人前で話すのが苦手だった」と言っていた彼女が、発表したテーマは「Z世代の消費行動分析」。ゼミ仲間とチームを組み、大学外の専門家も審査員として参加する大会に挑戦したという。
「最初は資料作りも話し方も自信がなかったんです。でも、フィードバックを受けながら何度もブラッシュアップしていって…」
彼女がスマホで見せてくれた発表スライドは、情報が整理されており、グラフや図解も見やすく洗練されていた。
「一番嬉しかったのは、“説明がわかりやすい”って言ってもらえたことでした」
その経験は、単なるスキル以上の自信になったようだった。
「苦手なことを避けずに、自分なりに向き合って形にしたこと。その姿勢が、企業の方にも響くと思うよ」
私はそう声をかけた。
後日、企業の説明会で彼女が質問をする様子を見かけた。話し方に自信がにじみ、言葉に重みがあった。あのプレゼン経験が、彼女の“軸”になっていることが伝わってきた。
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