2026年7月13日月曜日

就活物語 自己分析|自分の良いところを書き出した夜


 不採用が続くと、自分には価値がないように感じてしまうことがあります。そんな夜に、自分の良いところを見つめ直した学生の物語です。

自分には何もないと思っていた

 七月の夜。

美優は机に向かいながら、ため息をついていた。

自己PRを書こうとしても、言葉が出てこない。

面接で落ちるたびに、「自分には何もない」と思うようになっていた。

 そんな時、キャリアセンターの職員に言われた言葉を思い出した。

「自分の良いところを十個書いてみませんか。」

無理だと思った。

それでもノートを開き、一つだけ書いてみる。

「約束を守る。」

 次に、

「人の話を最後まで聞ける。」

「アルバイトを三年間続けた。」

「頼まれたことは最後までやる。」

書き進めるうちに、少しずつ言葉が増えていった。

 特別な実績ではない。

でも、それは確かに自分が積み重ねてきたものだった。

美優は気づいた。

 自分には何もないのではない。

当たり前すぎて、自分で気づいていなかっただけなのだと。

ノートを閉じる頃には、少しだけ背筋が伸びていた。

解説

 自己分析とは、特別な強みを探すことではありません。自分にとって当たり前にできることの中に、あなたらしさや強みが隠れていることがあります。

まとめの一言

自分では当たり前だと思っていることが、誰かにとっては大きな魅力かもしれない。


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#就活物語 

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