2026年7月8日水曜日

就活物語 面接|面接で初めて笑えた瞬間


 何度も失敗を重ねるうちに、笑顔さえ忘れてしまうことがあります。それでも、自分らしく話せた瞬間、自然な笑顔が戻ってくることがあります。

「その話、楽しそうですね」

 七月のある午後。

優斗は面接会場へ向かっていた。

これまで何社も受けてきた。

結果は思うように出ていない。

だから今日も期待しすぎないようにしていた。

 面接が始まり、自己紹介や志望動機を話す。

緊張はしていたが、何とか答えられた。

そして最後に面接官が尋ねた。

「休日は何をしていますか。」

優斗は趣味の写真撮影について話し始めた。

朝早く起きて、公園で季節の風景を撮ること。

祖父と一緒に写真を撮り始めたこと。

話しているうちに、自分でも気づかないうちに笑顔になっていた。

 面接官も穏やかに笑いながら言った。

「その話、とても楽しそうですね。」

面接が終わった帰り道。

優斗は少しだけ空を見上げた。

 結果は分からない。

それでも今日は、自分らしく話せた。

そんな手応えが残っていた。

解説

 面接では完璧な答えよりも、自分らしく話せることが大切です。本当に好きなことや大切にしていることを話すとき、人の表情は自然と柔らかくなります。

まとめの一言

 自分らしく話せた笑顔は、何より相手の心に伝わる。


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