内定先から届いたメールには、「配属先について」という文字が書かれていた。
その瞬間、就活だったはずの時間が、急に“仕事”へ近づいた気がした。
勤務地。
所属部署。
仕事内容。
画面に並ぶ言葉を見ながら、頭の中で通勤風景を想像する。
朝の駅。
社員証。
オフィスの席。
まだ学生なのに、もう社会人の入り口に立っている気がした。
「ちゃんとやっていけるのかな」
期待よりも先に、不安が浮かぶ。
新しい環境。
知らない人たち。
初めての仕事。
考え始めると、少しだけ胸が苦しくなる。
けれど、同時に思う。
不安があるということは、それだけ真剣に向き合おうとしている証なのかもしれない。
メールを閉じ、静かに深呼吸する。
春の終わりの風が、カーテンを小さく揺らしていた。
“働く”という未来が、少しずつ現実になり始めていた。
#配属不安
#社会人準備
#働く現実

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