就活物語
「アルバイト経験が面接で活きた瞬間」
面接練習を終えた後、一人の女子学生がふと漏らした。「私、飲食のバイトでずっと厨房やってたんですけど、それって話してもいいんでしょうか?」
私は思わず「むしろ、それこそ話してほしい」と即答した。
彼女は大学一年からずっと同じ店で働き、マニュアルでは対応できないトラブルに何度も直面したという。
「店長が休んだ日に、急遽発注を任されて…焦りましたけど、在庫表を見て自分なりに判断しました」
そこには、責任感と判断力、そして日々の積み重ねから生まれた成長があった。
本番の面接でも、彼女の話は自然と面接官の表情を和らげた。
「現場での対応力は即戦力だ」と評価され、結果的に内定に至った。
学生生活の中で何を学び、どう動いたか。企業が見ているのは、肩書きよりもその“中身”なのだと、改めて実感した出来事だった。
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