【第2話】面接官の質問の意図がわからない時の対応法
「あなたの短所を教えてください」
その問いに、陽翔(はると)は一瞬言葉を失った。準備した想定質問にはなかった。
沈黙は、数秒のはずなのに永遠のように感じられる。
「…行動が先行してしまうところです。でも、だからこそ最近は周囲に相談する癖を意識的につけています」
精一杯の誠意をこめて、そう答えた。
面接後、陽翔は悩んだ。「正解だったのか?」
だがキャリアセンターの職員は言った。「大事なのは、誠実さと、その先にある“改善”を語れるかだよ」
答えに詰まってもいい。そこから、どう立て直すか。
面接とは、自分を見つめるチャンスでもあるのだ。
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