2025年7月25日金曜日

就活におけるグループワーク)【第40話】“沈黙”を怖がらないという勇気

【第40話】“沈黙”を怖がらないという勇気


 グループワークの終盤。

討論がひと段落したあと、突然の沈黙が訪れた。

誰もが何か言わなきゃと焦るように、目を合わせずに視線を泳がせている。

その中で、圭太はあえて口を開かなかった。

焦らず、手元のメモを見ながら、じっと考える。

しばらくして、静かに言った。

「いま、意見をまとめている時間も必要かなって思った」

その言葉に、チームがふっと力を抜いた。

「確かに、詰め込みすぎてたかも」

沈黙は時に、不安を呼ぶ。

けれど、沈黙に意味を与えることで、場の空気は整う。

それは、言葉よりも深くチームを支える“勇気ある選択”だ。 

0 件のコメント:

コメントを投稿

インターンの話は、表情から始まる

 インターン後の面談で、学生が席に座った瞬間に分かることがある。  話し始める前の、表情。 少し疲れているのか、晴れやかなのか。  言葉よりも先に、「どんな時間だったか」が伝わってくる。  良かったインターンほど、学生はすぐに結論を言わない。 迷い、考え、言葉を選ぶ。  その沈黙...